この前DVDで観ました。原題が[The Reader]と アッサリ。有名小説とか。
[糞蝿]→[息もできない]は原題の雰囲気も暴力も匂わせた良い邦題でした。
[MOON]→[月に囚われた男]は直訳だと味気なさすぎだから、まだいいか。
この[愛を読む人]は微妙。[君に読む物語]とか古くなら[愛を乞う人]とか似たのがあって、ごっちゃになってしまって伝わらなさそう。
そういえば前作の[めぐりあう時間たち]も原題は[Hours]だったなぁ。
女の主人公がナニするたびに本を読ませる設定に「何フェチ?プレイかよ!」と言ってしまって大後悔。自分の性格がひん曲がってるのがあぶり出されてしまった感じ。文盲なんて聞いてない!もう それ以降は終わりまで ダンマリでした。
舞台がドイツなのも強制収容所が出てくるからですが、それだけでありません。
裁くうちにアーリア人ということも効いてきます。ただ男の主人公の心情はわかりそうなのに測りかねる所もあって全て理解しやすいように作られていません。