蝶が趣味の老人が幼女をつれ回す、フランスの物語。本日見ました。
1800mの高原が舞台なのでアポロも出てきてネットインのシーンも見れました。
途中、二人で親子の鹿を見ていたらハンターが鹿を撃ち、ジジイが「この、ミツリョウシャめ!」と忌々しいという顔をするのですが、後に採集した蝶を毒瓶に入れて死ぬ所を見て少女が「この、ミツリョウシャ!」とジジイを責めます。
憧れの蝶を採集するために山小屋で一泊したあと標高を上げてゆくのですが幼女が「家に帰りたい」と言ったために紐でくくりつけて引っ張って登るシーンは、全然ほのぼのシーンではありません。ドン引きシーンです。
憧れの蝶かも?が来たときも幼女が幕を倒してしまいジジイが怒って、夜なのにテントから追い出す…って、ダメじゃん、死んじゃうじゃん。
都合良く穴に落ちてたから無事朝を迎えて深い穴だったけどかすり傷ひとつない…
幼女が行方不明になりジジイの家を家宅捜査した時に壁に飾ってるたくさんの標本を見て刑事が「蝶を集めているヤツはサイコなヤツが多い」発言にビックリ。
なんだ?!こんな脚本を書くお前の頭がサイコだろ!
虫屋は大切な標本は壁に飾らんし鬱の亡くなった子供が「蝶を捕ってほしい」と言ったのがきっかけで虫屋になるってありえない。机の上で作った物語の典型。
お前、駄作のワイラー版[コレクター]くらいしか観てねーんじゃねーの?
あと憧れの蝶は蛾だったし、山に行く前に送られてきた蛹が実は憧れのヤツだった……って、“夢落ち”にも匹敵するトンデモ物語でした。「フランスでは蝶と蛾は区別しない」ってのもフランス独自の例のプライドですかね? 知 ら ね ー
“田舎の景色に可愛い子供を出しときゃいいだろ?作品” は、やっぱ存在します。
この作品の金額換算:−4971,64円