階層といえば映画[桐島、部活やめるってよ]ですね。
学園あるあるネタでリアルだと言われていますが、リアルだからその作品が面白くなるわけではない。つい観た人が自分に置き換えてしまうのはこの階層というものを皆がそれぞれ知ってるために苦しくなるくらいに思い入れを持ってしまうから。おかげでこの作品を説明する時の「ヒエラルキー」という今まで会話で使ったことない単語に馴染んでしまいました。いったん覚えると使い易い。
ちゅうかこの単語なくしてこの作品の説明などできない。
頂点にいる背が高くルックスが良く、スポーツが出来、頭もいい奴のセリフ
「だから 結局、出来る奴は何でも出来るし、出来ない奴は何にも出来ないってだけの話だろ。」 ベジタリアンでいう所の最強の「ヴィーガン」ですね。
頂点にいる女友達どうしが仲良くなんかみえないし、頂点どうしで付き合ってる男女が好き同士に全く見えなかったり…。
普通の学園ドラマでスポーツできる奴が野球部の練習に来ないとキャプテンとの軋轢や葛藤の陳腐なドラマが展開されるもの。ところがこの作品では一切無い。でもめいっぱいある。凄いのだけれど…やっぱなかなか上手く紹介できません。