1984年は、そう云えばマルバネクワガタも初めて見せてもらった年でした。そして二年後の1986年の秋に八重山を訪れた時には一挙に生態も採集法も広まってたような記憶があります。石垣島の民宿で偶然泊まり合わせた友人が初めて大歯型を見せてくれ、そのカッコ良さに仰天。西表島のカンピラ荘で迷蝶採集で長期滞在をしてた方にもマルバネクワガタの多くの採集品を見せてもらった。前年に大きいタッパーに幼虫を入れて埋めてたら羽化してたとも。そんなこんなで刺激を受けて蝶の採集時に下にも目を向けて注意してたところ仲間川林道の道端で1♂、上原方面の側溝で1♂の原歯型を拾うことができました。その頃はみんな「ヤエマル」とかじゃなく「タテヅノ」と呼んでたような気がします。
拾ったのと同サイズ位のヤエマル[ 石垣島 屋良部岳 2014年 9下旬羽化 WF1]